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クレジットカード納税はお得か?

電話や電気などの公共料金の支払いをクレジットカードで対応している方もいるかと思いますが、現在、税金などの公的な支払いもクレジットカードを利用できます

 

今年の1月4日から、国税庁が「国税クレジットカードお支払サイト」を開設し、クレジットカードによる納税を開始しました。
所得税や法人税、相続税、贈与税といった国税がクレジットカードで支払いが可能になったことで納税方法の選択肢が増えたことは、納税者にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

 

クレジットカードお支払いサイトについて


クレジットカードによる納付は、「国税クレジットカード支払いサイト」を通じて行います。
(※PCやスマホからも手続きができるようです)「国税クレジットカードお支払サイト」での納付は24時間OKです。
納税額1万円までは利用手数料73円(消費税別)がかかり、税額が1万円増えるごとに利用手数料73円(消費税別)がかかります。
納税額は、手数料込みで1,000万円まで可能で、支払いは、一括払い・分割払い(3,5,6,10,12回)、またはリボ払いが可能です。
納税期限の後に引き落とし日が来る場合についてですが、納付の手続きが完了していれば、クレジットカードの引き落とし日が、納期限よりも後になってしまっても大丈夫のようです。
納税手続きについては、複数の税目(所得税、贈与税など)をまとめて納付はできません。
クレジットカードお支払いサイトでの納付手続きが完了すると、その納付手続きは取り消しできず、仮に間違ってしまった場合は、還付等の手続きをしないといけません。
クレジットカードでの納付は、継続的な手続きではないため、その都度、納付手続きをしないといけないようです。
 

クレジットカード支払いによるメリットは?


クレジットカードによる納税でのいちばんのメリットは、やはり、ポイントがゲットできることではないでしょうか。
納税は義務として仕方ないことですが、ポイントがもらえれば、これまでよりもおトクな気がします。

 

また、納税資金が足りないといったときにも、カード払いなら支払いを少し先延ばしにできます。さらに、分割払いにすることで、1回あたりの負担を少なくすることも可能ですし、2回払いにすれば余計な分割手数料も払わずに済みます。

 

ですが、一番のメリットはやはり、手軽さでしょうか。
パソコンとクレジット環境があれば、簡単に納税できるので、時間の節約になります。

 

クレジットカード支払いにはデメリットも

納税時に利用可能なカードは、Visa、Master card、JCB、American Express、Diners Clubと大体のカードは使えますが、ただ、カード払いにすると手数料がかってしまいます。クレジットカードのポイントがついても、手数料の負担の方が大きくなってしまう場合もあるので注意が必要です。

 

まとめ


クレジットカードによる納付で残念なことは、決済手数料を支払わなければならない点です。1万円で73円(税別)のため、仮にクレジットカードで100万円を納税する場合、7300円(税別)が決済手数料となります。

クレジットカードによる納税で魅力的なのは、やはり支払いにより発生する「ポイント」や、納税額が用意できない場合は、少し時間を稼ぐことができる点かと思います。
まだ始まったばかりの仕組みですが、今後、クレジットカードで税金を支払う人が多くなるかもしれません。

 

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