何か事業を始める際には、資金が必要です。起業家にとって創業時の「資金調達」こそが、最初に立ちはだかる高い壁ではないでしょうか?
特に、開業・独立後は、信用力がないため、民間金融機関からの融資はあまり期待できません。
創業資金のうち、自己資金でまかなえない部分は、資金調達をすることになります。
資金調達の方法として、最初に候補にあげられるのは、やはり公的融資ではないでしょうか。
その中でも、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」を考えるかと思います。
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」とは、事業を始めて間もない方や、今後、事業を始めたい方に融資を行ってくれる公的な制度です。
条件さえ満たせば、無担保・無保証人で最大3000万円まで融資を申し込むことができます。
この点から、創業者にとって心強い存在ですはないでしょうか。
この「新創業融資制度」を申請するには、以下の必要条件があります。
1.新たに事業を始める方、また事業開始から2期以上経過してない。
2.雇用創出を伴う事業、または同じ業種の企業に6年以上勤務経験があること。
3.創業資金の1/10以上を自己資金で用意する。
※詳細は日本政策金融公庫HP
創業者にとって心強い「新創業融資制度」ですが、メリット・デメリットについて考えておくことが大切です。
1 .無担保で借りられること
2 .連帯保証人が不要
3 .融資までのスピードが早い(申し込みから融資実行までが約1ヶ月程度)
4 .自己資金が少なくてもOK(自己資金割合が1/10以上であれば融資を受けられる。)
例:創業資金の総額が1000万円の場合
自己資金が100万円あれば、900万円の融資を受けられる。
・金利が少し高い。(基準利率年2.35% ※低くなる場合もある)
起業リスクの中で最も注意しなければならないものの1つが資金ショートです。
資金ショートを避けるためには、起業時に必要な資金をきちんと把握した上で、十分な金額の資金を調達しておくことが重要になってきます。
創業時の信用力が高くない場合には、資金調達するなら、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」がおすすめです。
条件やメリット・デメリットを考慮して、計画的に利用すると良いでしょう。
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